杉並区は原水爆禁止署名運動の発祥の地として知られています。広島で被爆した人は区内にも住んでいます。区内区役所の「平和事業担当」の職員の方にお話をいろいろ聞くことができました。「杉並区ももっと平和にこだわることができないのでしょうか」。こんないきなりの私の投げかけに、職員の方は丁寧に答えてくれました。小さな部署ながら、心を込めて仕事をしていると感じました。
戦争、侵略、殺戮、餓死・・・。世界では、残酷な日々が今も続きます。絶望した人たちの姿を現地からの映像で垣間見る時、人間の愚かさを思います。なかなかたどりつかない平和の意味を考える戦後80年の8月です。